現場モデルなどで使えるであろう、0.5㎥(12tクラス)のバックホーを作成してみました。
細かいところはまだまだかもしれませんが、自由に動かすことができますので、様々な状況に活用しやすいと思いますよ。
ダウンロードや利用は自由にしてもらって構いませんが、そのまま他のサイトなどへ掲載するのだけは辞めて下さい。
もしも掲載したい場合は、サイドバーの連絡フォームから一報をお願いします。
ダウンロードはこちらから→ 0.5㎥バックホーモデル
ダウンロードしたデータを取り込む方法はこちらで紹介しています→ダウンロードデータの取り込み
Contents
モデルを動かす方法
本来のバックホーが動かせる部分に関して、クローラ以外はすべて動かすことができます。
それぞれの関節部分に可動式のジョイントを設定していますので、分かる人はそれを操作して下さい。
わからないという人は、ここから説明しますので、一つづつやってみることにしましょう。
バケットを動かす
バケットとは、バックホーという機械の先端についている、爪がついたバケツのような部分のこと。
実際に動く場合には、この部分で土を掘り起こすのですから、メインの仕事をしている部分とも言えるでしょう。
この部分を動かす場合は、バケットの根元部分に取り付けてあるジョイントの操作部を動かします。
青い部分にマウスカーソルを合わせ、そこをダブルクリックすると、下の写真のように稼働させるためのグリップが表示されるはずです。
また、現在の角度を表す入力部も表示されましたね。
このグリップについている青い丸をドラッグしたり、入力窓の数値を書き換えると、バケットを回転させることが出来ます。
試しに青い丸を下方向へドラッグしてみると、バケツの角度が変わり、入力窓の数値も変化したのが分かるでしょう。
操作は見ての通り簡単ですから、自分の動かしたいように動かしてみるといいですよ。
この操作が終わったら、次の動きを始める前に、必ず「Enter」キーを押して確定させておいてくださいね。
焦って次のジョイントを操作しようとすると、確定させていない部分がもとに戻ってしまいます。
クセとして身につけておきたい操作ですよ。
アームを動かす
アームはバックホーのバケツ位置を調整するための前腕部で、掘る角度を決めるなど重要な働きをしているパーツ。
このパーツについても、バケットと同じようにジョイント操作で稼働させることが出来ます。
アームの場合は、アームの付け根にセットされているジョイントの操作部を操作する必要があります。
バケットの場合と同じようにダブルクリックすると、グリップが表示され、数値の入力窓も現れましたね。
操作すると、アームが動いているのが分かるはずです。
アームの角度調節が出来ました。
ブームを動かす
バックホーの作業部分であるアームやバケットを支える、最も大きな力に耐えられる部分がブームです。
ここを動かすことで、腕全体が大きく動きますよ。
ブームを動かす方法もこれまでと同じ、ジョイント操作で可能です。
ブーム根元に用意しているジョイントを操作してみましょう。
これまでと同じようにダブルクリックし、グリップが表示されたら動かしてみると動きが分かってきます。
腕全体が上に動きましたね。
これらの操作を組み合わせると、腕を自由な位置に配置できるようになるはずです。
ボディ全体を旋回させる
作業する方向を決めるために、バックホーは上部の作業部分が旋回できるようになっています。
これもジョイントを操作することで簡単にできますから、実際にやってみると分かりやすいことでしょう。
ただし先程までの表示では、旋回のためのジョイントがわかりにくくなっていますから、視点を回転させて、上から見下ろす視点に変えて下さい。
ほぼ真上から見下ろす視点に変えると、旋回用のジョイントが見えてきました。
これをダブルクリックして、同じようにグリップで回転させると、機械全体が回っているのが分かるはず。
これで自由な配置が作れるようになったでしょう。
簡単な操作ばかりですから、ちょっと動かしていれば、すぐに慣れてしまいますよ。
様々な位置に動かしながら、色んな角度から見回してみてくださいね。
これからもCADデータを作っていきます!
まだ私の技術不足で見た目があまり良くありませんが、作業現場の説明資料などでは使えるものとなっているのではないでしょうか。
他の機械類なども順次アップロードしていきますので、CADデータとして使える人はダウンロードして活用下さい。
他にもこんなのがほしい!という要望のある方は、これから更に作り方を勉強して良いCADデータを公開していければと思いますので、希望を聞かせていただければ嬉しく思います。