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fusion360を使う前に

そもそもCADって何だ?

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このサイトで紹介していくことになるFusion360は「3D-CAD」という種類のソフトです。
3Dは3次元という意味の「3Dimension」から来ているのはよく知られているでしょうが、「CAD」とはなんだか分かりますか?

使っている人にとっては使い慣れた普通の言葉かもしれませんが、初めて触ってみようとしている人にとってみれば謎の言葉ですね。
Fusion360の使い方という本題に入る前に、この「CAD」というものについて、簡単にまとめてみましょう。

CADとは一体何だ?

「CAD」は「キャド」と読みます。
「Computer Aided Design」の略が一般的な呼び名になっています。
コンピューターを使う設計の支援ソフトのことで、更に簡単に言い換えるなら、寸法を正確に描くことができる「お絵かきソフト」と言っていいでしょう。

長さの正確な線を引いたり、指定した通りの角度を作り出したりと、現在の設計作業には無くてはならない道具となりました。
ソフトによってそれぞれ機能や向いている場面は異なりますが、一貫して言えるのは「情報を正確に伝える方法」になり得るということ。
元々は人間が定規と鉛筆を使って書いていた設計図などの図面を、電子的なデータにすることで効率的に、しかも正確に他の誰かへ伝えることができるのです。

例えば機械を作りたいと思った人が、ある部品だけをその分野で製作技術が高い人に頼みたいと考えた場合、その部品がどんなものなのかを寸分違わず相手に伝えられる手段が必要になります。
そのためには寸法や加工の方法、形状がわかりやすく、しかも間違えて解釈する事のないように伝達できなければならないのです。
そのために設計図のような図面には書き方も決められていますし、寸法も必要な箇所には指定しておかなければなりません。
これらを手作業で作っていくのは、昔の人にはアタリマエだったかもしれませんが、現在ではCAD無しでやれと言われると困ってしまう人のほうが多いのではないでしょうか。
CADなら、パソコン上で直接図面に書かれているものの長さを測ってしまうこともできるのですから、ちゃんと確認さえすれば、間違えようがない情報が伝わっていくのです。
つまりモノを考えだす人たちと、それを形にする人たちをつなぐ道具といえますね。

使われている業界が広い道具ではありませんが、CADはそれらの人たちにとって、無くてはならない必要なツールになっているのです。

だったら3D-CADとは何だ?

ではFusion360のような3D-CADの場合はどうでしょうか。

一般的な建設関係や建築などの分野で使われているCADは、ほとんど2D-CADでしょう。
紙の上に書いているのと同じ、平面上で全ての情報を表すCADが2D-CADです。
正確に描く機能は当然備わっていますが、それを除けば、機能が多いお絵かきソフトですね。

これに対して3D-CADの場合は、立体空間でモノを表現することになります。
図面の中にある物体には、平面的な情報だけではなく、立体にできるために必要な情報も入力されていて、同じCADを使ってファイルを開く限り、誰が開いたとしても必ず同じ情報を手に入れることができるのです。

こう言うと、複雑で大変なデータ入力などをしなければ図面を作ることができなさそうですが、その入力は非常に工夫されていて、直感的、しかも覚えやすい方法で実現できてしまいます。
最近では機械関係や金属の加工などを目的にした図面の場合、3D-CADで作業をしている会社が多くなっているでしょう。
どんなに複雑な形状であったとしても3Dで表現しているものであれば、絶対に正確な伝達ができるという大きなメリットを得られるのは、精密さが求められる分野では役立つものであるはずです。

2DのCAD以上に使われている場面が限られるかもしれませんが、これもものづくりに欠かせないツールの一つなのです。

「伝える道具」それがCADです

モノを現実に作る場面ばかりではなく、その形状を検討したり、アイデアを確認するなどの段階でも、図面は人間同士が同じ情報を共有するために必要なものなのです。
その作業を効率化するために作られたのが、CADという道具。

最近では3Dプリンターが普及してきたこともあって、自分でモノを作り出してしまう人も増えていますが、3D-CADによっては、図面に書いたそのままを3Dプリンターで焼きだすことができるものもあります。
プロだけの道具だったCADですが、一般の人にとっても身近なものになってきたのです。

「自分の思いを形にしたい」
そんな気持ちを持ったなら、まずは試しに使ってみましょう。
思ったよりも簡単な道具だと気づくはずですよ。

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